(2) 少年を取り巻く有害環境の浄化  インターネットの著しい普及と利用者の拡大により、少年が、ウェブサイト上で極めて過激な性や暴力の表現に接することができるようになっていることから、警察では、こうした有害情報に少年がアクセスできないようにするため、関係機関と協力しながら、フィルタリングシステム(注)が普及するよう広報啓発活動を推進している。  また、未成年者が酒類やたばこを容易に入手できないようにするため、これらを未成年者に販売・提供する事業者の指導取締りを徹底するとともに、関係業界による自主的な措置が講じられるよう働き掛けを行っている。 注:ウェブサイト上の違法・有害表現へのアクセスを制御するために、受信者側でこれらの情報を受信するかどうかを選択できるシステム。