第9章 公安委員会制度と警察活動のささえ 

(2) 大規模災害に強い警察情報通信

 警察では、大規模な災害が発生したときには、独自の情報通信システムを活用し、警察活動のために通信需要が急増する箇所に必要な通信回線を割り当て、被災地付近の無線不感地帯との通信を可能にする臨時の中継所を設置し、ヘリコプターから撮影した被災地の映像を指揮担当部署へ伝送するなどの措置を講じ、活動の円滑化を図っている。また、通信技術に関する専門的知識及び技能を有する国の職員を全国に配置し、災害対応の迅速化を図っている。

 7 警察の情報通信

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