第8章 災害、事故と警察活動 

(2) 水難

 平成15年中の水難事故の発生件数は1,414件(前年比308件減)で、これにより死亡し、又は行方不明となった者は827人(前年比150人減)であった。
 警察では、水難事故を防止するため、海水浴場等において遊泳者等に注意喚起したり、管理者に対し安全確保のため必要な施設を整備するよう働き掛けたりしている。
 特に、水難事故が多発する夏期には、海浜におけるパトロールや船舶及びヘリコプターによる海上監視活動等を行い、海水浴客の安全意識の向上、遭難者の早期の発見、救出・救護に努めている。また、関係機関・団体と協力し、救助訓練や救急法の講習会を開催している。

 
表8-2 水難発生状況の推移(平成11~15年)

表8-2 水難発生状況の推移(平成11~15年)
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 2 事故と警察活動

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