第6章 安全かつ快適な交通の確保 

7 交通安全施設等の整備

(1) アウトカム目標の達成に向けた交通安全施設等整備事業の推進

 〔1〕 新たな制度の下での交通安全施設等整備事業
 警察では、多発する交通事故を緊急かつ効果的に防止するため、昭和41年以降、交通安全施設等整備事業長期計画に即して、道路管理者と協力して、信号機を始めとする交通安全施設等の整備を推進してきた。この長期計画は、事業の計画的な推進に大きな役割を果たしてきたが、平成15年度以降は、交通安全施設等、道路、港湾その他の社会資本の整備について、事業を一層重点的、効果的かつ効率的に推進するため、従来の事業分野別の長期計画を統合した「社会資本整備重点計画」が策定され、横断的な取組みや事業間連携の更なる強化等を図ることとされた。

 
図6-16 従来の事業分野別の長期計画の統合

図6-16 従来の事業分野別の長期計画の統合

 〔2〕 アウトカム目標の設定
 社会資本整備重点計画では、事業により達成されるべきアウトカム(成果)目標が定められており、警察が行う交通安全施設等整備事業に係るものは、主として次のとおりである。

 
アウトカム目標の設定

 警察では、これらの目標の達成に向け、道路管理者との連携の下、交通安全施設等整備事業の一層重点的、効果的かつ効率的な推進に努めている。

 7 交通安全施設等の整備

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