第6章 安全かつ快適な交通の確保 

(4) 運転免許証のICカード化

 平成13年の道路交通法改正により、運転免許証の記載事項の一部を電磁的方法により記録できることとされたことを受け、警察庁は、高度なセキュリティ機能を有するICカード化運転免許証の仕様を定めた。今後、各都道府県警察においてICカード化運転免許証作成システムの整備を進めていくこととしている。

<ICカード化によるメリット>
 ・ 偽変造防止(セキュリティの向上)~精巧な偽造事案に対処
 ・ 警察業務の合理化と国民の利便性向上~交通反則切符の作成や運転免許の更新等の時間短縮
 ・ プライバシー保護~本籍欄の運転免許証券面からの削除
 ・ 国際標準化への対応~運転免許証の国際標準規格に対応

 6 効果的な運転者施策

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