第5章 組織犯罪対策の推進 

(3) 銃器犯罪における暴力団の関与状況

 平成15年中の銃器発砲事件139件のうち、暴力団構成員及び準構成員によるものとみられる事件は104件で、全体の74.8%を占めている。また、暴力団構成員及び準構成員からのけん銃の押収丁数は334丁で、全押収丁数(785丁)のうち42.5%を占めており、暴力団が依然として銃器犯罪に深く関与している状況が認められる。

 
暴力団の対立抗争に伴うけん銃発砲事件の被弾車両

暴力団の対立抗争に伴うけん銃発砲事件の被弾車両

 第1節 組織犯罪対策の現状と課題

テキスト形式のファイルはこちら

前の項目に戻る     次の項目に進む