第4章 犯罪情勢と捜査活動 

(8) 組織犯罪対策情報管理システム

 暴力団や来日外国人犯罪組織等の犯罪組織は、ますます、その活動領域を拡大するとともに、凶悪犯、窃盗犯、薬物犯罪、銃器犯罪等多岐にわたる犯罪に関与するようになっている。また、金融ブローカー等と結託した債権回収等様々な方法により、不正な資金を獲得しようとする動向を強めている。
 そこで、警察庁では、犯罪組織に関する情報をデータベース化して全国的に共有する組織犯罪対策情報管理システムの整備を進め、犯罪組織の活動実態の解明と個別事件における内偵捜査の効率化・検挙の推進を図っている。

 7 科学技術の捜査活動への活用

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