第4章 犯罪情勢と捜査活動 

(4) 三次元顔画像識別システム

 三次元顔画像識別システムとは、金融機関等に設置された防犯カメラで撮影された犯人の顔が下を向いていたり、帽子やマスク等で顔が隠れていたりするため個人識別が困難な場合に、別に被疑者の三次元顔画像を取得し、これを防犯カメラの画像と同じ角度、同じ大きさに調整した後、両画像を重ね合わせ、個人識別を行うシステムである。新たな鑑定法として期待されており、一部の府県で活用が開始されている。

 
三次元顔画像識別システム

三次元顔画像識別システム

 7 科学技術の捜査活動への活用

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