第3章 生活安全の確保と警察活動 

(2) 高圧ガス、消防危険物等による事故防止対策の推進

 平成15年中は、事業所や一般家庭で、高圧ガス、消防危険物等による事故が141件発生し、死傷者は187人に上った。警察では、関係行政機関との連携を図り、こうした事故を招くおそれを生じさせる事犯の取締りを行っている。

事例
石油精製業者(50)らは、14年8月ころから、軽油を密造する目的で、プラントを設け、消防危険物を無許可で貯蔵し、取り扱っていた。15年7月までに、7法人、58人を消防法違反で検挙した(兵庫)。

 第4節 良好な生活環境の保持

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