第3章 生活安全の確保と警察活動 

3 銃砲の適正管理と危険物対策

(1) 猟銃等の適正管理及び火薬類対策の推進

 平成15年末現在、都道府県公安委員会の所持許可を受けている猟銃及び空気銃の数は37万2,106丁で、19万2,820人が許可を受けている。警察では、許可審査と行政処分を的確に行い、不適格者の排除に努めるとともに、猟銃等の事故及び盗難を防止するため、一斉検査を行っている。また、講習会等を通じて猟銃等の適正な取扱い、保管管理の徹底について指導を行っている。
 15年中、都道府県公安委員会による火薬類運搬届出の受理件数は5万4,345件、猟銃用火薬類等に係る譲受等の許可件数は6万6,841件であった。警察では、火薬類取扱場所に対する立入検査を15年中に3万5,060回実施するなど、火薬類の盗難、不正流出等の防止に努めている。

 
銃砲一斉検査

銃砲一斉検査

 第4節 良好な生活環境の保持

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