第1章 地域社会との連帯 

3 防犯ボランティア団体の活動

 最近、地域の治安水準の悪化に対して強い問題意識を持つ地域住民によって、多くの防犯ボランティア団体が結成されている。地域住民同士のつながりが希薄化していると言われる中、このような団体は、「安全と安心」という地域社会全体の利益のため、地域の実態に即した防犯活動を精力的に行っており、地域住民同士の「顔つなぎ役」としての役割や、支援関係機関の連携の結節点としての役割を果たすことが期待される。
 警察は、防犯ボランティア団体を、治安の回復のための重要なパートナーと考えており、その熱意と行動力に大きな期待を寄せている。

 第2節 治安回復に向けた地域社会との協働

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