シンクタンクの活動 (1)警察政策研究センターにおける活動  警察政策研究センターでは,警察の課題に関する調査研究を進めるとともに,警察と国内外の研究者等との交流の窓口として活動している。  平成14年には,(財)公共政策調査会との共催,国土交通省の後援による航空テロ対策に関するフォーラムや,中央大学総合政策学部及び警察政策学会との共催等による社会安全政策論(警察学)に関するフォーラム等,各種テーマに関するフォーラムの開催等を行った。 活動例1  14年8月,米国の専門家,韓国の研究者,国内の実務家及び研究者を招き,航空テロ対策をテーマにフォーラムを開催した。同フォーラムでは,まず,米国の専門家から,同国における航空保安対策について基調講演が行われた。続くパネルディスカッションにおいては,国内の実務家及び研究者から我が国のテロ防止対策等について,韓国の研究者から同国の航空施設等警備について発言が行われた後,会場との活発な意見交換が行われた。 活動例2  14年9月,英国の研究者2人及び国内の研究者を招き,社会安全政策論(警察学)をテーマにフォーラムを開催した。同フォーラムでは,まず,英国の研究者から,同国における警察学の現状と展望について基調講演が行われた。続くパネルディスカッションにおいては,英国の研究者から同国における学問の警察実務等への反映について,国内の研究者及び実務家から学問と警察実務の関係について発言が行われた後,会場との活発な意見交換が行われた。