第1章 組織犯罪との闘い 

(1)統計で見る来日外国人による犯罪

ア 全体的傾向
 外国人入国者数及び来日外国人(注)検挙状況は,図1-1,図1-2のとおりである。
 平成14年中の来日外国人犯罪(刑法犯及び特別法犯)の検挙件数・人員は3万4,746件(前年比6,983件(25.2%)増),1万6,212人(前年比1,552人(10.6%)増)で,ともに過去最多を記録した。


(注)来日外国人とは,我が国にいる外国人から定着居住者(永住者等),在日米軍関係者及び在留資格不明の者を除いたものをいう。

 
図1-1 外国人入国者数及び来日外国人検挙状況の推移(平成5~14年)

図1-1 外国人入国者数及び来日外国人検挙状況の推移(平成5~14年)
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図1-2 来日外国人検挙状況の推移(平成5~14年)

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 過去10年間について見ると,検挙件数,検挙人員ともに増加傾向にあり,14年は5年と比べて総検挙件数・人員はそれぞれ1.8倍,1.3倍,刑法犯検挙件数・人員はそれぞれ1.9倍,1.1倍,特別法犯検挙件数・人員はそれぞれ1.5倍,1.6倍となっている。

 

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