調査結果

2.情報システム環境


(1)保有コンピュータの種類

 全体では、保有しているコンピュータの種類は「クライアント(パソコン)」が90.5%と最も高くなっている。次いで「WindowsNT/2000サーバ」が86.9%、「汎用機/オフコン」が60.4%の順となっている。
 業種別では、「汎用機/オフコン」の割合が高いのが、「製造業」で81.4%、「金融」で74.5%、「運輸業」で73.3%となっている。「UNIXサーバ」については「金融」が74.5%、「Linuxサーバ」については「情報通信」が69.2%とそれぞれ他の業種よりも割合が高くなっている。
 平成13年度調査と比べると汎用機/オフコンの割合が減少している。
また、本調査では、「Linuxサーバ」の項目を新規に追加したため、「UNIXサーバ」の割合に変化が出ている。


(1)―1 汎用機/オフコンの保有台数

 全体では、台数の分布は「1~2台」が29.5%で最も高くなっていて、平均では7.0台となっている。
 業種別では、「エネルギー」、「情報通信」、「不動産・建築」、「行政サービス」で平均台数が10.0台を超えている。また、従業員数が「3000人以上」では平均が17.1台と全体の2倍以上となっている。


(1)―2 UNIXサーバの保有台数

 全体では、台数の分布は「1~3台」が17.1%で最も高くなっていて、平均では17.1台となっている。
 業種別では、「エネルギー」で107.1台、「情報通信」で21.8台、「製造業」で20.0台となっている。従業員数が「3000人以上」では平均が46.7台と非常に多い。逆に、台数の少ないのは「行政サービス」、「医療」、「運輸業」となっている。
 平成13年度調査では、全体での平均が31.1台であったが、本調査では平均17.1台となっている。「Linuxサーバ」の項目を新たに選択肢に加えた影響が出ている。


(1)―3 LINUXの保有台数

 全体では、台数の分布は「1~3台」が16.8%で最も高くなっていて、平均では8.9台となっている。
 業種別では、「サービス」で13.6台、「製造業」で11.0台、「情報通信」で10.2台となっている。従業員数が「3000人以上」では平均が46.7台と非常に多い。


(1)―4 WindowsNT/2000サーバの保有台数

 全体では、台数の分布は「1~3台」が16.0%で最も高くなっていて、平均では42.1台となっている。
 業種別では、「エネルギー」で202.9台、「金融」で76.7台、「情報通信」で56.2台となっている。従業員数が増えるに従って平均の保有台数も増加している。
 平成13年度調査では、全体での平均は43.4台であり、本調査と大きな違いは見られなかった。


(1)―5 クライアント(パソコン)の保有台数

 全体では、台数の分布は「1~100台」が21.9%で最も高くなっていて、平均では1279.4台となっている。クライアント(パソコン)の保有台数は、ほぼ従業員数に比例して増えている。
 業種別では、「エネルギー」や「金融」、「製造業」の平均保有台数が多い。
 全体の平均は、平成13年度調査では1257.2台であったが、大きな違いは見られない。


(1)―6 企業におけるモバイル端末の保有台数

 全体では、台数の分布は「1~25台」が11.9%で最も高くなっていて、平均では239.9台となっている。
 業種別では、「エネルギー」で772.5台、「金融」で430.2台、「サービス」で423.8台となっている。
 平成13年度調査では、全体の平均で215.1台であり、本調査の平均239.9台と大きな違いは見られなかった。


(2)端末装置の利用状況

 全体では、「1人1台の環境が整っている」が60.6%と最も高くなっている。
 業種別では、「医療」、「金融」、「教育機関」で「1人1台の環境が整っている」の割合が他の業種と比べて低くなっている。また、従業員数が「3000人以上」では「1人1台の環境が整っている」が7割近くを占めている。
 平成13年度調査では、「1人1台の環境が整っている」が全体で46.3%であったが、本調査では60.6%と15ポイント近く増加しており、企業内での環境の整備が進んでいることが伺える。


(3)ネットワークの接続状況

 全体では、「ほとんどのコンピュータがLANに接続されている」が85.9%で最も高くなっている。また、何らかの形でLANを導入している企業は9割以上になる。
 業種別では、「医療」と「教育機関」では「ほとんどのコンピュータがLANに接続されている」の割合が他の業種と比べて低めとなっている。
 平成13年度調査では、「ほとんどのコンピュータがLANに接続されている」が86.7%であり、本調査とほぼ同じ結果となっている。


(4)業務のコンピュータ化

 全体では、9割以上が「半数以上の業務がコンピュータ化されている」となっている。
 業種別では、「ほとんどの業務がコンピュータ化されている」の割合が、「金融」で51.0%、「エネルギー」で50.0%とそれぞれ半数を超えている。
 平成13年度調査と比べると、「半数以上の業務がコンピュータ化されている」が25.4%から29.7%と若干ではあるが上がっている。


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