警察では、児童(18歳未満の少年少女をいう。)の権利を守るために、児童ポルノの根絶に向けた対策を強化しています。児童ポルノの根絶のためには、社会全体の取組みが大切ですので、国民の皆様のご協力をお願いします。 |
お願いしたいこと | 18歳未満のみなさんへ 児童を言葉たくみにだましたり、脅して自分の裸の写真を撮影させた上、携帯メールで送信させる事件が起きています。インターネット上に流出した写真の回収は不可能です。裸の写真を送るように言われても、絶対に相手に送らないでください。 |
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【児童ポルノの被害】 児童ポルノは、被害児童の人権を大きく傷つけ、かつ、児童を性の対象とする風潮を助長するため、児童の健全育成の大きな障害となっています。 また、児童ポルノは、作る途中で児童の性的虐待をともなうものであり、中には、下のようなとても悪質な事犯も存在します。 児童ポルノは絶対に許してはいけないのです。
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【被害事例(多くの児童が被害にあった事件)】 平成16年7月から17年2月にかけて、会社員(41歳)らは、女子中学生(15歳)らと性交して児童ポルノを作り、不特定多数の者に売る一方、インターネット関連会社社長(37歳)らは、手に入れた児童ポルノをシリーズ化し、全国に組織的に売った。 17年3月から8月にかけて、この会社員ら33人を児童買春・児童ポルノ禁止法違反(児童ポルノ製造)、強姦罪等で検挙した(千葉、神奈川、三重、奈良、大阪、兵庫)。 警察で確認できた被害児童は79人であり、うち28人を割り出し、立ち直り支援を行った。
| 【被害事例(幼い児童が実母らから被害にあった事件)】 平成20年2月から21年7月にかけて、実母らは、我が娘(1歳~13歳)ら12人の児童ポルノを撮影して、他人に販売・提供したり、子どもを性的対象にする男に引き渡すなどした。 21年6月から22年3月にかけて実母9人、ほか5人を児童買春・児童ポルノ禁止法違反(児童ポルノ製造)等で検挙した(宮城、警視庁)。
| 【被害事例(保育士・教諭・・守るべき立場の大人から被害にあった事件)】- 平成21年6月、元幼稚園教諭(24歳)は、児童ポルノを愛好する男に対し、女児の児童ポルノ画像を提供したほか、園児を撮影した児童ポルノを作った。22年1月、児童買春・児童ポルノ禁止法違反(児童ポルノ提供等)で検挙した(福岡等)。
- 平成21年10月、保育士の男(32歳)は、携帯電話のカメラで撮影した勤務先の園児(5歳)の児童ポルノを、別の愛好家に渡した。21年11月、児童買春・児童ポルノ禁止法違反(児童ポルノ製造等)で検挙した(佐賀等)。
- 平成22年9月、小学校教諭(30歳)は、デジタルカメラで撮影した女児の児童ポルノ画像を自宅のパソコンに保存していた。22年10月、児童買春・児童ポルノ禁止法違反(児童ポルノ製造)で検挙したが、この教諭は複数人の女児の児童ポルノを保存していた。(長崎)

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【消えない児童ポルノ】 児童ポルノは、その画像がいったんインターネット上に流出すれば、たとえ被害を受けた児童自身が保護されたとしても、画像のコピーがくり返されて回収することが大変難しくなります。 警察が検挙した事件の中には、ファイル共有ソフトを利用して、国境を越えて児童ポルノを交換していた事件もあるなど、児童ポルノは世界中に広がってしまうのです。
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【事例(国境を越えて児童ポルノを交換していた事件)】 ブラジル連邦警察及びドイツ警察からICPOを通じ、ファイル共有ソフト「eMule」を利用して児童ポルノを共有するネットワークが存在し、日本からのアクセスもあるとの情報提供を受け、捜査した結果、平成20年11月から21年2月にかけて、国内から同ネットワークにアクセスしていた会社員(37歳)ら8人を児童買春・児童ポルノ禁止法違反(児童ポルノ提供目的所持等)で検挙した(埼玉)。
※ ファイル共有ソフトとは・・・個人同士を1対1で結び、ファイルの共有を行えるようにするソフトのこと。「eMule」の他に「LimeWire」「Cabos」「Winny」「Share」等、様々なソフトがある。
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