
渡邊 大助
法科学第三部
化学第二研究室研究員
平成19年度入所
採用からの経緯
平成18年度国家公務員試験
Ⅰ種「理工Ⅳ」合格
[平成19年4月]
警察庁技官に採用
法科学第三部化学第二研究室勤務
学歴
・ 東京大学大学院理学系研究科化学専攻 修士課程 平成16年3月修了
・ 東京大学大学院理学系研究科化学専攻 博士課程 平成19年3月修了

まだ入所したばかりの見習いですが、毒劇物を用いた犯罪の鑑定及び捜査に関する研究に従事しています。
青酸やヒ素といった、いわゆる毒薬だけでなく、農薬やダイオキシン類なども対象としており、このような物質の検査法の開発が主な研究内容です。
様々な化学物質を取り扱い、分析するという化学者としての技能が、社会正義のために役立ち得るという点に、現在の仕事の価値を感じています。

科警研での仕事は、法科学と呼ばれる科学分野に属するもので、現在大学などで勉強されている方の多くにとっては、馴染みのないものかもしれません。
私自身、科警研に入所するまでは、法科学に関しては全くの門外漢でした。
しかし、入所後には必要な知 識や技術を基礎から学ぶ研修に参加することができます。
自分の能力を科警研で生かしたいと思う気持ちがあれば、専門性の違いを過度に心配する必要はないと思います。

私達科警研の研究員は、職務上全国の都道府県警察にある科学捜査研究所の職員の方々と密接に関係することになります。
研究や鑑定という仕事の他、研修や学会その他の活動においても協力し合う機会が多いです。
結果、日本全国に同業者のネットワークができ、公私を通じて付き合えるたくさんの友人ができます。
まだ1年足らずですが、科警研での仕事を通じて得たものとして、一番価値があるものは、この人間のつながりだと思っています。