
関口 和正
法科学第一部
生物第四研究室長
平成4年度入所
採用からの経緯
平成2年度国家公務員試験
Ⅰ種「農芸化学」合格
[平成4年4月]
警察庁技官に採用
法科学第一部法医第二研究室勤務
[平成6年4月]
法科学第一部法医第三研究室兼務
[平成11年2月]
総理府技官に併任(長期在外研修)
[平成14年4月]
法科学第一部生物第三研究室主任研究官
[平成16年3月]
警察庁刑事局鑑識課課長補佐兼特殊事件鑑識指導官兼務(2年間)
[平成18年4月]
法科学第一部生物第四研究室主任研究官
[平成19年3月]
法科学第一部生物第四研究室長兼法科学研修所教授
学歴
・ 京都大学大学院農学研究科食品工学専攻 平成4年3月 修士課程修了
・ 京都大学博士(農学) 平成16年1月

警察で行っているDNA型鑑定は、すべてのヒトが持っているDNAを血液型のように型に分類して犯罪捜査に役立てる鑑定法で、各都道府県の警察の科学捜査研究所(科捜研)でも行われ、公判での重要な証拠として活用されています。
生物第四研究室では、このような警察で行うDNA型鑑定方法の研究や、科捜研のDNA型鑑定員に対する研修を行っています。
現在は、臨床分野でも注目されている一塩基多型(SNPs)を利用して、これまでのDNA型鑑定方法では難しかった毛髪や骨といった資料からもDNA型を検出できる検査法についての研究を行っています。
DNAに関連する分野は、進歩が早いため、新しい情報の収集は欠かせません。
また、犯罪現場に残される資料は様々であり、いろいろな知識を利用して鑑定を行う必要があります。
そのため、問題解決にあたり、様々な角度から考えることが必要であり、日々勉強を続けることが大切です。
さらに、裁判員制度の導入などで科学捜査は重要度を増しており、DNA型鑑定もますます重要になってきています。
鑑定結果は、犯罪捜査や裁判の方向性を決めることにもなるので、その責任も重大である一方、事件解決への重要な役割を果たすことができ、大きな満足感が得られる仕事です。

科警研の魅力は、ここでの研究が、国民の安全・安心に直結することだと思います。
科学技術の進歩は、いろいろな意味で生活を便利で豊かにするものです。
科警研での研究は、この科学技術を国民の生活を守ることに生かすものであり、その結果を事件の解決という形で直接感じることができます。
これは、日本の中でここでしか味わえない魅力だと思います。
皆さんも科学の力で事件を解決する仲間になりませんか?