毛髪、皮膚片及び一般的生体組織の個人識別に関する研究と、それを応用した鑑定を行っている。

走査電子顕微鏡による毛髪の検査
犯罪現場に落ちている毛髪から、人毛か獣毛かの区別、人毛の発生部位や血液型などを、形態検査、血液型検査および分析化学的検査によって判定する。これらの検査成績を総合的に検討し、犯罪現場に遺留された毛髪と特定の人物の毛髪との異同識別を行っている。さらに、毛髪の異同識別の精度の向上を図る目的で研究を行っている。

コカイン投与後の脳細胞における構造の変化
薬物乱用に起因する犯罪の凶悪化は社会問題になっている。薬物乱用の危険性を認知させる目的で、薬物の中枢神経系に与える組織学的変化と行動との関連性について、薬物投与実験を行い、各条件下における脳組織の変化について組織細胞学的研究を行っている。