
少年非行の発生には、少年本人の性格、保護者の養育態度、学校生活への不適応、地域環境やマスメディア・インターネットを通した有害情報との接触など、多様な要因が関連している。
この統計分析手法は、変数間の連鎖的な影響のプロセスを分析するものであり、社会調査や行動科学の研究でよく利用されるようになってきている。
少年研究室では、少年非行の原因や背景を明らかにする調査研究と、少年非行対策の効果的な態様を検討する調査研究を行っている。さらに最近では、犯罪の被害にあった少年に対する立ち直り支援の研究も行っている。

被害経験の影響に関するモデル
犯罪等の被害は、少年の健全育成を阻害する要因の一つである。社会調査と統計的分析に基づいて、被害経験が少年の心身や日常生活に与える影響を明らかにする研究を行っている。

青少年対象の環境美化活動の効果
構造方程式モデリングを用いた分析結果として、青少年の参加による環境美化活動が盛んに行われている地域ほど、青少年の規範意識が高く、青少年による犯罪や非行が少ないことが実証された。