1 概要
2008年(平成20年)の会議は、6月11日~13日に東京において,鳩山法務大臣及び泉国家公安委員会委員長を共同議長として開催され,他のG8各国及び欧州連合の司法・内務担当大臣等が出席した。
会議において、国際組織犯罪対策及び国際テロ対策について、各分野におけるG8各国の取組に焦点を当てるとともに、国際的な連携と協調を推し進めるための取組について議論し、対策の一層の推進について意見の一致をみた。議論の結果については、G8司法・内務大臣会議総括宣言及びキャパシティ・ビルディング支援に関するG8司法・内務閣僚宣言として取りまとめ、これを採択した。
2 議論の概要
会議では、以下のテーマについて議論された。
(1) 国際テロ対策
泉国家公安委員会委員長より、日本警察における過激化対策について報告。過激化対策、国際テロ組織に対する情報収集体制の強化、重要インフラの防護等について、参加各国が自国の取組を紹介しつつ、G8としての対策の一層の推進について議論。 (2) ID犯罪
国連薬物犯罪事務所(UNDOC)より、ID犯罪の実体的論点を概観するプレゼンテーションを実施。各国におけるID犯罪の実情及び対応、バイオメトリクスを利用した国境管理の必要性・利点等について議論。 (3) 薬物犯罪対策
国連薬物犯罪事務所(UNDOC)より、最近の世界の薬物情勢、国連における取組についてプレゼンテーションを実施。薬物問題の現状と対策及び国際連携のための取組について議論。 (4) 国際組織犯罪に対抗するユニバーサル・ネットワークの構築
国際刑事警察機構(ICPO)より、グローバルな捜査インフラの整備についてプレゼンテーションを実施。国内外の関係機関との連携強化及び官民連携の推進について議論。 (5) キャパシティ・ビルディング支援
国連アジア極東犯罪防止研究所(UNAFEI)より、キャパシティ・ビルディング支援活動に関するプレゼンテーション、警察庁より、警察改革支援に関するプレゼンテーションを実施。各国における様々なキャパシティ・ビルディング支援について議論するとともに、キャパシティ・ビルディング支援に関するG8司法・内務閣僚宣言を採択。 (6) 児童の性的搾取との闘い
各国の最新の取組状況を紹介するとともに、この問題との闘いを継続する意思を再確認。
3 各国参加者