1 概要
平成13年2月26日・27日にイタリアのミラノにおいて、国際組織犯罪対策についての議論を深め、ジェノバ・サミットに向けG8首脳に提言を行うことを目的として、G8司法・内務閣僚会合が開催された。同会合は、ワシントン(平成9年)、モスクワ(平成11年)に続く3回目のG8司法・内務閣僚級の会合である。また、平成10年には、G8司法・内務閣僚によるテレビ会議が開催されている。
会合には、我が国の警察庁次長及び法務副大臣をはじめ、G8各国及び欧州連合の司法・内務担当閣僚等が出席した。
2 議題
会合では、以下のテーマについて議論された。
(1) 不法移民及びこれに関連する犯罪への対策
(2) テロ対策
(3) 国際組織犯罪対策
(4) インターネット上の児童ポルノを含むハイテク犯罪対策
(5) マネー・ローンダリング対策
(6) 腐敗対策
3 結果概要
以下の点について各国の認識が一致し、コミュニケが策定、公表された。
(1) 不法移民問題に関する受入国と送出国の協調
(2) テロの捜査・訴追に関する国際協力の一層の緊密化
(3) 国際組織犯罪条約及び関連2議定書の早期批准、銃器議定書の速やかな承認
(4) ハイテク犯罪対策のための国際協力の強化、政府・産業界の連携
(5) 金融システムの透明性確保、不法収益没収における国際協力の促進
(6) 国連における腐敗条約策定作業の推進